4/1~4/4 再会
①
1年前に別れた元カレと久しぶりに夢の中で会った。
私は、とあるアクセサリーパーツが重要なキーを握る、
殺人事件にかかわっていたらしい。
私はなにかの罪悪感と、
facebookでの友人Sさんの存在に怯えていた。
夢の中では元カレとまだ付き合っていた。
彼は相変わらず、いつもの明るいブルーのシャツを羽織って
白いズボンをはいていて、私を守ろうとしてくれた。
彼とはこの先も一緒に居たいから、
全部を話して説明したら何も言わずに協力してくれた。
疑わしい証拠隠滅のため、
アクセサリーパーツを、はまっていた壁からはずし
ごみ処理施設の溶鉱炉の中に投げ入れようと思った。
そこには、裏から何者かの手が回っていて、私を阻む存在がいた。
訳あって、一緒に歩くことはできなかったが
たどり着くまでの間も、近くで彼が守ってくれた。
私自身も、おそらく冤罪だし、全然状況がのみこめていないのに、
もっとわけが分からないはずの彼は、
ちょっとめんどくさい表情をしながらも
何よりも心強く、誰よりも頼もしく、私を守ってくれた。
現実では、あまりにつらすぎる関係に私が耐えられなくなり
ボロボロになって必死で別れた彼なのに。
魂は今でも、仲良く一緒にいるんだと思った。
そんな日に、彼の魂に呼び掛けると、だいたい涙が止まらなくなる。
②
会社の元上司のリハーサルをすっぽかす夢を見た。
リハーサル当日に上司から電話がかかってきた。
なんのリハーサルだかしらないけど、私のスケジュール帳には
別の日付が書いてある。「別の日って聞いてますけど」
少し申し訳ないとは思ったが、こわくなかった。
③
会社の休憩時間にちょっと外出した。
駅まで行くと学生の自転車がたくさんとまっていた。
ファーストフード店に寄り道する学生が多いみたい。
気づくと私も学校の制服を着て、自転車に乗っていた。
戻ろうかなと思ったけど、ファーストフード店に入っていた。
サンドか何かを買って外に出た。
なじみのある男子生徒2人としゃべりながら
会社の方へ戻り始めた。
このままじゃ、休憩時間終わるまでに戻れない。
やばいなーと思ってスピードを上げる。
ところがいつまでたっても会社が見えてこない。
ここがどこだかわからなくなっていた。
男子生徒と一緒にマップを見て、どこに会社があるのか探した。
来ていた道は、まるで反対方向だとわかった。
何やってんだ私、すぐ戻らなきゃ。1人で反対にこぎ始めた。
係長にも連絡入れよう。事情話して素直に謝っとかないと…。
スマホで係長の名前を、うまく入力できない。
なんで!イライラすると余計手元がくるう。
一呼吸おいて、もう一度。しっかり入力した、けどスマホが反応しない。
なんで!もうだめだ、間に合わない。
開き直ったとき、やっと目が覚めた。